通販サイト用商品コピーの書き方

これから説明する1~8の順番通りに文章を作っていくだけで、通販サイトにマッチした文章が出来上がります。(こともありますか?)

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1、商品の良さを一言で書く。

文章は書き出しが命。はじめに商品の魅力を端的に言い切ってください。ダラダラと書き出しで説明するのではなく、その商品の特徴を、ズバリ冒頭で言ってしまった方がメリハリの利いた文章になります。 ネットでは、2秒で興味を引けないと戻るボタンで閉じられてしまいます。具体的な「数字」を入れたり、読者をひきつける「擬音語」を入れたりして、読者の興味を全力でひきつける努力をしてください。

<例>

1枚はおるだけでモテ男完成!ROTHCOのピーコートです。
○○の方が○○できます。
4人家族で食べ放題!たっぷり入って何と2980円!
○○は大変じゃありませんか?
毎日のお弁当作り、大変じゃありませんか?解凍するだけで一品が完成します。○○ととろける○○です。
ホロホロッと口の中でとろけるチーズケーキです。

2、商品の詳しい説明を書く。

その商品のウリを具体的に書いてください。類似商品との違いや、特徴、アピールポイントを具体的に書けば書くほど、お客様の「欲しい!」という気持ちは高まります。機能的な面の魅力、デザインの魅力、使い勝手の魅力、いろいろあります。 もし、見つからないようであれば、ネットで検索して調べてみると、意外にその商品の特徴を現した言葉がごろごろと転がっています。類似商品などの商品紹介文やお客様の声を参考にするのもおすすめですよ。

<例>

○○だから○○。
羽毛布団の最上ランクだから、ふかふか&あたたか。
○○だけで○○。封を開けるだけでおつまみが完成!
○○ならではの○○。しかも○○。
エルメスならではの存在感。しかも品の良さと女性らしさを兼ね備えています。たっぷり○○日分!
たっぷり3ヶ月使うことができます!
○○だから実現したこの価格!
円高だから実現したこの価格!グッチが19800円!

3、他の商品との違いはどこか?。

類似商品よりも「ここが素晴らしい!」というところを強調しなければ、常に比較されるネットの世界では商品を購入してもらえません。 価格や性能、特徴などで、「ここが違う!」というポイントを、思いっきり表現してください。違いがうまく見出せなければ、自分が思った感想でもかまいません。

<例>

○○よりも○○円安い!
類似商品よりも1万円以上安く買うことができます。
○○で一番○○な商品です。
日本で一番売れているカップラーメンです。
○○だからできる○○。
窯元だから作れる桜入りの湯飲み茶碗です。

4、お客様の疑問をあげる。

お客様は「そうそう!」と、自分と同じ意見が文章として掲載されていると、読んでいて感情移入しやすい傾向にあります。また、ネガティブな内容をあえて文章内に入れることで、信頼性を増すことができます。 まわりの人に意見を聞いて、マイナスの意見を集めることが重要です。ちょっとしたコメントでもいいので、その商品に対する感想を、周囲の人から引き出してください。ただし、その後にフォローも入れることが重要。それを忘れると、お客様はマイナスポイントしか記憶に残らず、購入しなくなってしまいます。

<例>

○○かもしれません。でも○○です。
確かに値段は少し高いかもしれません。でも、整体やエステに通うよりは割安かも。
見た目、カタチはダサいです。でも、実際使ってみると使い勝手の良さに驚きますよ。
「私には○○じゃない」ご安心ください。○○です。
「私には続けられないんじゃない?」ご安心ください。座るだけなので飽きっぽい方にも続けることができます。

5、使うシチュエーションを教えてください。

商品の“購入後”をイメージさせることが重要です。お客様は、この“購入後”のイメージが具体的に湧くことによって、初めてお金を払いたくなります。 具体的に商品を使用している風景に加えて、「この商品を手に入れたら、どのような便利な生活スタイルに変化するのか?」という“変化”というポイントをしっかり抑えた、シチュエーションを伝えてください。

<例>

○○しながら○○。
好きなテレビ番組を見ながら気持ちよく骨盤ケアができます。
○○に使える○○。
春の授業参観に持っていくバッグは決まりましたか?
○○に置ける○○。
洋間にピッタリ置ける小型サイズです。
○○日で○○できる。
クリスマスまでの2ヶ月でダイエットしたい方におすすめ。「
○○!」と喜ばれる○○です。
「これ欲しかったの!」と奥様が喜ぶスチームモップです。

6、どんな人にお勧めですか?。

性別や年齢だけでなく、どんな悩みや欲求を持っている人におすすめなのか、具体的に書いてあげることが重要です。特定の個人名をイメージして具体的な提案をすると、お客様は“この商品は自分のためのものかもしれない”と思ってくれます。 また、このターゲット層の提案が多ければ多いほど、購入対象者は広がり商品は売れやすくなります。できるだけ多くのターゲット層を想像してもらえればと思います。

<例>

○○に悩んでいる○○におすすめです。
若いのに肩こりに悩んでいる女性におすすめです。
○○したい○○におすすめです。
社会人になったので時計位は良いものをと考えているあなたにおすすめです。
○○に迷っている○○におすすめです。
彼氏へのクリスマスプレゼントに迷っている学生の方におすすめです。

7、あなた以外の声を載せてください。

もしもに商品の感想があれば、それを載せてみましょう。感想がない場合、商品のことを友達や家族に話してみて、そこから生まれる簡単な感想を文章でまとめてみるのも良いでしょう。 お客様の声が掲載されていると、自分が購入するイメージが湧きやすくなるので、より商品は買われやすくなります。また、第三者の意見を聞くことで、その商品の特徴や性能などが、より書きやすくなるというメリットもあります。

<例>

ここで、実際に○○を買ったお客様の声を紹介します。
「○○するだけなので便利です。」
「買う前は○○が不安だったのですが大丈夫でした。」
「○○円はとってもお買い得だと思いました」
「○○円はとってもお買い得だと思いました」
確かにこのお客様の言うとおり○○が便利ですね。
確かにこのお客様の言うとおり○○ですが、私は○○だと思います。

8、おすすめのコメント。

ここは「まとめ」の部分です。自分の言葉で、「この商品は絶対おすすめですよ!」という気持ちをこめて、文章をまとめてください。 今までの文章の繰り返しになってもかまいません。最後に自信を持っておすすめする言葉を書くことで、お客様の背中をそっと押してあげることができます。

<例>

○○を○○しましょう!
この羽毛布団で毎日の睡眠をより快適にしましょう!
○○なので、お早めにご注文ください!
今だけの円高還元なので、とにかく急いでください!
○○を手にしてください!
ぜひこのチャンスに憧れのエルメスを手にしてください!