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2018-04-10

三菱地所、CLTを床材に利用した高層建築物「(仮称)泉区高森2丁目プロジェクト」

三菱地所株式会社は、仙台市泉区「泉パークタウン」内で進めている賃貸マンション「(仮称)泉区高森2丁目プロジェクト」の新築工事を本日3月26日に着工しました。竣工は2019年2月下旬を予定しています。

本プロジェクトは、CLT(※1)を床材として使用した日本初の高層建築物であり、10階建賃貸マンションとなります。また、三菱地所株式会社、株式会社三菱地所設計、株式会社竹中工務店、山佐木材株式会社の4社にて取得したCLT床2時間耐火構造の国土交通大臣認定技術を初めて適用した建物です。本プロジェクトの設計と今後の施工段階での実証により、2時間耐火構造技術を含めた防耐火技術・構造技術および施工方法において合理化手法の確立を目指します。

また本計画地は、周辺にホテルや商業施設、アウトレット等が集積する街の中心部に位置し、小高い丘陵地に建つことから視認性も高く、街の新たなシンボルとなることが期待されます。

【本プロジェクトの特徴】

(1)日本初、CLTを床材とした高層建築物

床と壁に約230m3のCLTを構造材として使用し、日本で初めてCLTを床材として利用した高層建築物。木造と鉄骨造のハイブリッド構造となる10階建・総戸数39戸の賃貸マンション。

(2)実建物での採用が日本初となる、2時間耐火構造部材の施工実証

2時間耐火の大臣認定を受けたCLT床、竹中工務店の特許技術「燃エンウッド(R)(※2)」を柱に採用し、両者ともに本物件が国内初の施工。竣工後は賃貸住宅として運営し、継続的に建物性能に関するデータ等を収集する実証建物。

(3)林野庁・国交省補助事業採択の先導的プロジェクト

CLT利用にあたり、林野庁及び国交省の補助金制度を活用。中高層建築物の木造化に関するリーディングプロジェクトである本取り組みを通じて、工事費の低減や工期短縮、国内の森林資源の循環への貢献に寄与することを目指す。

*参考画像は添付の関連資料「参考画像(1)」を参照

三菱地所は、本プロジェクトを進めるにあたって、昨年度の社内における新事業提案制度適用に基づき、本年度より住宅業務企画部内に専門部署「CLTユニット」を組成し、事業化に向けた研究開発に取り組んでいます。

CLTの利用を通じて、当社ならではのビジネスモデルを構築し、工事費の低減や工期短縮、将来の事業機会創出へとつなげていくとともに、本プロジェクトから得る設計および施工時の実証結果、竣工後の各種計測結果等の情報について、地元団体を含め広く公開していくことで、CLTを利用した建築物の普及を促進していく先導的な役割を果たしていきます。

また、本計画を含め、当社グループの不動産開発・運営に関するノウハウ・総合力・実績を活かし、更なる発展が期待される仙台市中心部における街づくりに今後も積極的に取り組んでいきます。

*参考画像は添付の関連資料「参考画像(2)」を参照

※1)CLT…Cross Laminated Timber の略。1995年頃からオーストリアを中心として発展してきた新しい構造材で、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した大判パネルのこと。

※2)燃エンウッド(R)…木の表面をあらわしとした3層構成の耐火集成材。建築基準法で規定される1時間及び2時間の耐火性能をもつ構造部材として国土交通大臣認定を取得。株式会社竹中工務店の登録商標。

プレスリリースは こちら

 

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