1年間は早いもので、もう決算月の最終日となりました。今期もまた引っ越ししてやっと、ちゃんとしたところに引っ越しできたので、腰を落ち行けて仕事ができるようになりました。少しはほっとしています。
昨年度は、お世話になっていた会社の倒産と、急遽の引っ越し、そして、仕事にならない格安シェアオフィスの影響ですったもんだの決算で、悲しい状況に陥っていましたが、今年はちゃんと色々やってきたので、気にならないくらいに盛り返してきました。
今期は古い取引先や継続していた古い仕事の断捨離を行って、新しい仕事を中心にできたので、だいぶ状況は変わってきました。継続している仕事って、プラスもあるけれど、マイナスも多くて、やはり、新しい仕事にシフトしていくことが大切だと、ひしひし感じています。
例えば公共団体の入札系の仕事の場合、継続していくごとに毎年入札があって、内容はより濃くなっていながらも、金額は安くなっていくという、反比例な状況になっていき、いずれかは赤字仕事に転落していきます。これは競合というものがある限り、どうしようもないものだと思いますので、どこか切りのいいところで、いったん身を引かないとどうしようもなくなります。
断捨離という言葉は、今の時代こそ必要だなって思います。どんどんいらなくなったものを捨てて、新しいことを取り入れる。本当にこんなに普通のことですけど、人はどうしても楽な方を選びがちで、変化を嫌う方も多いです。
弊社のコンセプトは、
強いものが生き残るとは限らない。
賢いものが生き残るとは限らない。
生き残るものは、変化に対応できるものだけだ。
ですよ。ダーウィンの進化論の一部ですけど、今の時代はまさにこれですね。世の中の変化に対応するために、古くて使わなくなったものを捨てて、自分の空いているリソースをそこにつぎ込む。これをしていかないと多分取り残されます。
おととしまでは、ビデオ会社に毛の生えたような仕事内容でしたが、今年はマーケティングとWEBの会社に、大きく変化しつつあります。ビデオの仕事もやっていますけど、もうメインではなくて、数ある戦術の一つとして、余力があればやっていこうって感じです。
話は変わって、そういえば、仙台の大手のビデオ会社が解散しました。大きなスタジオがある会社でしたが、ハードウエア中心の会社はやはり、時代が変わると生き延びられないですね。大きな恐竜が冬を乗り越えられないで、死に絶えたように・・・。
ということで、明日から32年目です。あと何年たれるかわかりませんが、今後ともよろしくお願いいたします。