日本の新聞は完全にガラパゴス。環境が変化すると絶滅か?。

2016年に発表された2015年の世界の有料日刊紙の発行部数ランキングであるが、発行部数世界1位の新聞は日本の「読売新聞」で、2位は「朝日新聞」。6位に「毎日新聞」、10位には「日本経済新聞」も入っている。上位10位以内に日本の新聞が4紙も入っている。オンラインメディアやソーシャルメディアの影響力も強くなっているが、まだまだ日本の新聞は海外と比べるとその影響力が大きい。

例えば2017年に国連経済社会局が発行した「World Population Prospects: The 2017 Revision」によると、2015年の中国の人口は約13億9700万人、インドの人口は13億900万人で、日本の10倍以上であるが、中国最大の「Cankao Xiaoxi(参考消息)」は読売新聞の3分の1。

発行部数が減ってきているとはいえ、いかに読売新聞の日本国内での影響力が強いかお分かりいただけるかと思う。

※しかしこれはあくまでも日本国内での影響力であって、国際的な影響力という意味ではない。団塊の世代が年齢と共にお亡くなりになられると、読者の約半数はいなくなる・・・。恐ろしい話だ。