2018年のテレビCM出稿動向、ビデオリサーチ調べ

ビデオリサーチは3月7日、関東・関西・名古屋の3地区の各民放5局を対象にした、2018年の年間(1~12月)テレビCM出稿動向を発表した。

商品種類別で見ると、3地区すべてで「通信・web系サービス」が最も多く出稿された。トリバゴジャパン、Indeed、グーグルの出稿量が目立って多く、中でも、求人サイトのIndeed、リクルートジョブズ、キュレーションメディアのスマートニュースの出稿増が、全体の出稿量を押し上げた結果となった。

関東地区の、商品種類別CM層出稿量ランキング(2018年1~12月)上位10位は以下の通り。
※カッコ内は前年比

1位:通信・web系サービス(116.6%)
2位:普通乗用車(97.0%)
3位:住宅・建材総合(93.5%)
4位:郵便・電信・電話(77.2%)
5位:オンラインゲーム(76.6%)
6位:生命保険(93.7%)
7位:飲食業(117.4%)
8位:他の化粧品(104.1%)
9位:保健薬(120.5%)
10位:他の金融(107.4%)

一方、関東地区におけるタレント別のCM露出量では、濱田岳が1位に。昨年に続きランキング上位10位には桐谷健太、松田翔太らKDDI(au)出演者が目立った。竹内涼真は昨年60位から躍進し9位にランクインした。ソフトバンクへの出演が大きく寄与したと見られている。

関東地区の、タレント別テレビCM量ランキング(2018年1~12月)は以下の通り。
※カッコ内は、主な出演CM:前年年間順位

1位:濱田 岳(ケイディーディーアイ/KDDI ピタット学割/リクルート住まいカンパニー:2位)

KDDI au ピタット学割「グローバルな初恋」篇

2位:桐谷健太(ケイディーディーアイ/KDDI ピタット学割/武田コンシューマーヘルスケア アリナミンVドリンク:3位)

武田コンシューマーヘルスケア「発見!アリナミン 疲労の回復・予防に」篇

3位:綾瀬はるか(武田コンシューマーヘルスケア ベンザブロックプラス製品/全日本空輸 案内/コカコーラ コカコーラ製品:8位)
4位:斎藤 工(Indeed Indeed/コーワ キューピーコーワαドリンク/ソフトバンク ワイモバイル タダ学割:7位)
5位:上戸 彩(ソフトバンク 学割先生/ソフトバンク ウルトラギガモンスター+/ソフトバンク ウルトラギガモンスター:4位)
6位:松田翔太(ケイディーディーアイ/KDDI ピタット学割/KDDI 料金プラン案内:5位)
7位:櫻井 翔(アフラック生命保険 生きるためのがん保険Days1/アフラック生命保険 生きるためのがん保険Days1プラス/三井不動産グループ:22位)
8位:渡辺直美(BOAT RACE振興会/アフラック生命保険 病気やケガで働けなくなったときの給与サポート保険/味の素 丸鶏がらスープ:16位)
9位:竹内涼真(ソフトバンク 学割先生/味の素クックドゥ/ソフトバンク ウルトラギガモンスター+:60位)

味の素 「Cook Do®」 四川式麻婆豆腐 中華が家族を熱くする篇

10位:菅田将暉(KDDI ピタット学割/ケイディーディーアイ/コカコーラ ファンタ:33位)

詳しくはこちらへ

https://www.videor.co.jp/press/2019/190307.htm

PDF版

https://www.videor.co.jp/press/2019/190307.pdf