NHKがradikoに参加、そしてAM放送廃止要請・・・。

最近気になる2つのラジオのニュースをご紹介。

一つ目は

ラジコに、4月1日(月)からNHKラジオが正式なサービスとして配信されることになること。
配信エリアは全国7都道府県で、NHKラジオ第1(全国8エリア分)と、NHK-FM(東京1コンテンツ)が配信されます。
ラジコは、すでに民放ラジオ93局と放送大学が聴けますが、NHKは実験放送のみで、正式には配信されていませんでした。もう、ラジオはインターネットで聴く時代になってきたのでしょうか。

二つ目は、

共同通信によると、日本民間放送連盟(民放連)がラジオのAM放送を廃止するよう、総務省に制度改正を求める方針を決めたとのこと。どうやら、AM放送をFM放送に転換しやすくるためのようです。
すでに、AM放送局の一部はFMの周波数で聴ける「ワイドFM」というサービスを開始しています。徐々に、AM放送はFM放送に取って代わり、そのうちすべてのラジオがFM放送になるのかもしれません。
AM放送は遠くまで電波が届きやすい反面、音質はあまりよくありません。一方FM放送は、電波の届く範囲はAMよりも狭くなりますが、音質がいいのが特徴。また、最近はごく狭い地域だけに向けたFM放送局「コミュニティFM」も増えていますから、FM放送のほうが広がりがあると判断されたのでしょうか。

radikoが充実したり、AMがなくなるかもしれないなど、なんだかラジオ周辺が慌ただしくなっています。深夜放送世代の僕らが愛したラジオは、どこに向かっているのでしょうか。どこに向かっていってもいいのですが、ラジオという文化だけはなくならないでほしいという切なる願いです。