失敗したプロジェクトから考える2018年

今年も残すところ12月のみとなって、新しい年を迎えるのあたり、色いろと反省することがたくさん出てきます。そんな中から、数々の失敗したプロジェクトがあって、その分析をしてみたいと思います。


失敗したプロジェクトって、もしかしたら「やたらと経営陣が思い付きとか、セミナーで聞いてきた」とかから始まっていませんか?。


突然呼び出されて、これが今の最先端だからって言われて、とりあえず着地点がないまま動き出す仕事です。で、その思いついたことっていうとほとんどが、「●●銀行のセミナーで聞いてきた」とか「●●商工会議所のセミナーで聞いてきた」とかで、たいそうな肩書がついた人たちが「これからは高級食パンだ」とか「AIだとかブロックチェーンだ」とかっていうんです。
で、とりあえず、いただいた仕事だし進めんです。で、色いろとやっていくともう市場なんでほとんどなくなっていて、形だけの新プロジェクトって感じで、まあいいかって思いながら、こんな感じですって説明しに行くと、「私が考えていることとは違う!!」とかって言われて、チーム全員「目が点」になります。挙句の果てに、それまでは「これでいいよ」とか「これで私も社長賞だ!!」つて言っていた部長さんが「こんなメンバーではプロジェクトは成功しません」とかって言われたものには、はい。
それで、ふと周りを見渡すと、楽しいことをレクチャーしていた「たいそうな肩書の人」は影も形もなくなっているんです。さすが商売人だ。逃げ足の速さは見習わないと、うん。
で、取り残された私たちは、いうなれば敗戦処理をやらされるんですわ。最初の目論見の金額の1/5、いや1/10かもしれない雀の涙の金額で、寝ないで仕事をさせられるんですよね。あーあ。


もう一つのパターンとして「経営陣がやたらと小さいところまで口出ししてきて、グダグダになる」なるプロジェクト。


まあね。社長というのは昔は自分中心ですべてに目を通して、いろいろとやってきて今の会社があるのはわかります。が、こんな会社の規模になっても、WEBサイトのページ単価までいちいちレクチャーされていたら、あっというまにプロジェクトチーム崩壊ですわ。
しかも、打ち合わせに出るのはいいのですが、その都度言っていることが変わる。まあ社長だし、忙しいのはよくわかります。そんな小さなことなど次の会議には忘れているのは当たり前です。でも、その都度、ゼロベースでスタートしている私たちの苦労は、費やしている時間はプライスレスですか?。(悪い意味で)。
そうやって、基本骨格をぼこぼこにされたプロジェクトは大抵全体像がぼやけていて、効果絶大!1。99%の確率で失敗します。ふふふっ。
で、また(少し前に戻る)、それまでは「これでいいよ」とか「これで私も社長賞だ!!」つて言っていた部長さんが「こんなメンバーではプロジェクトは成功しません」とかって言われたものには、はい。
それで、ふと周りを見渡すと、ほんの些細な事までレクチャーしていた「経営陣」は影も形もなくなっているんです。さすが商売人だ。逃げ足の速さは見習わないと、うん。
で、取り残された私たちは、いうなれば敗戦処理をやらされるんですわ。最初の目論見の金額の1/5、いや1/10かもしれない雀の涙の金額で、寝ないで仕事をさせられるんですよね。あーあ。


でも、こんな仕事の周りを変えられない私も「力」がないんだなぁって反省。失敗できる原因が分かっていて、それを変えられないんだから。来年はそんなところを踏みとどまって、もう少し頑張ってみようとは思う。
お願いだから、東京とかの「たいそうな肩書の人たち(●●総研とか)」。もう、地方で間抜けなセミナーを開いて、地方の経営者を焚きつけないで!!。大卒の間もないような新人君がiPadでちゃらちゃらとプレゼンして、地方の社長をだまして、大金をゲット!!ってものすごく効率がいいのはわかる。が、敗戦処理をする身にもなってね。
というか、セミナーとかで話している内容ってのは、もう一般的だから、そんなところには新しい市場なんてねぇんだよ!!て、社長たちも気づいてね。